Ananda Oli
アーナンダ オリ 〜歓喜の音〜

2012年 02月26日 日曜日

日本人として
最近、日本人のスポーツ・芸能における世界での活躍が目立ちます。

若手バレエダンサーの登竜門と言われるスイスの「ローザンヌ国際バレエコンクール」の40回大会で、菅井円加さんが優勝しました。「日本人ダンサーは内側からほとばしる踊りをする」と絶賛されていました。 内側からほとばしる・・・内側からほとばしるって何だろう?

歌手の由紀さおりさんが、去年秋のアメリカ・カナダのミュージックチャートで1位を獲得されました。アメリカのジャズバンド「ピンク・マルティーニ」との共演アルバム「1969」はフランス語の1曲以外、全て日本語で歌われているそうです。歌の内容も分からないのにヒットしたの?というのが1番の驚きの理由でした。これが、内側からほとばしるものが感銘を与えたという事なのでしょうか・・・。

東日本大震災の被災者の方々が、自分も大変な状況にも関わらず、他人を思いやり、秩序を乱す事無くじっと耐える姿は、世界中から尊敬を集め、感動すら与えました。私もこの時から改めて日本人であることを誇りに感じ、日本が愛おしくなりました。

日本人には、内に秘めた強さがあります。四季のある自然から育まれた豊かさがあります。
今こそ日本人が誇りを持って世界の舞台に立てるときがきたのです! と言っている私が、長年にわたり日本の芸能には目もくれず、他国の芸能に夢中になっていました・・・。
でもそれだからこそ見えるものがあります。

感情表現を駆使してヒンドゥー教神話を踊るバラタナティヤムを志す日本人として・・・。
インド人のような顔に凹凸はない・・・感情を大げさに表す術もない・・・これは劣っているという事なのか? 悩んだ時期もありました。インド人の真似をしようとすれば、劣っているのかもしれません。でも、インド芸術で使われるナヴァラサ(9つの感情)ー愛・笑・悲・怒・勇・嫌・恐・驚・平和は、全て日本人の感情にもあります。むやみに露出させていない分、冷静で生真面目で我慢強い日本人が、本当に感情を表に出すときこそ、すごいエネルギーがあると思います。顔まねではなく、本当に感情を沸き立たせて踊ればよいのだと納得したとき、悩みは消えました。いつからか自分は「インド舞踊家」とは思っていません。
好きに踊っているだけなので「舞踊家」・・・?「舞踊家」とうのも何か違います・・・。
好きにやっているだけなので、肩書きは「山元彩子」です。なんてね〜

とにかく、世界が日本の底力を見直しているときなのです!誇りを持って、内側からほとばしって生きましょう!!!

と言う訳で、チャリティー公演をやりましょうと考えていると、10年以上、私の公演に語りで参加して下さっている坪井美香さんから創作「かぐや姫」を、という案がありました。
言葉を大切に語りの活動を長年されている坪井美香さん、シタール奏者でありながら、日本の伝統芸能に魅了され、シタールで日本芸能の表現を模索中のヨシダダイキチさん、そして
私。 それぞれが持っている力を出して、一つのものを作るという、チャリティー公演に相応しい新しい試みです。でも難問です・・・どんなことが可能なのか模索中です・・。
日本人としてできる限りほとばしります。

「パリナーマ」〜うつろひて夢か浮世か憂世か夢か〜
第1部 北インド音楽
シタール ヨシダダイキチ
タブラ アルナングシュ・チョードリー
第2部 創作「竹取物語」
語り 坪井美香  舞 山元彩子  演奏 ヨシダダイキチ

2012年6月16日(土) 2:00開演 4:00終演
会場 座・高円寺
前売り2500円 当日3000円 (夜の部(堀友紀子ソロリサイタル)とのペア購入4000円) 


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